• 講座チラシ

    講座チラシ

  • 竹林晋先生

    竹林晋先生

  • ダンウェイ(株) 高橋陽子さん

    ダンウェイ(株) 高橋陽子さん

  • NPO法人ACT-R 米田高志さん

    NPO法人ACT-R 米田高志さん

  • 景山洋介先生

    景山洋介先生

『イベントレポート』では、主に川崎市内で行われるソーシャルビジネス関連の講座やイベントについて、その雰囲気を皆様にお届けしています!
 
今回は、9月2日から川崎市産業振興会館で開催している「地域や社会に貢献できるしごとのはじめ方」講座の様子をお伝えします。
この講座は、地域の役に立つことで起業したいと思っている方を対象としたソーシャルビジネスの始め方を勉強するもので、「起業の種」を見つけて事業計画書を完成させることを目指します。
 
第1回(9月2日)は、中小企業診断士の竹林晋さんによるソーシャルビジネスの概論と、先輩起業家であるダンウェイ株式会社高橋洋子さんによる講演でした。

前半は竹林さんによる、地域で起業するにあたっての概論的なお話が中心でした。
全国的にソーシャルビジネスでの起業が求められている昨今、今回のセミナーのような起業塾も各地でさかんに開催されており、金融機関による創業融資も数年前に比べて受けやすくなるなど、起業しやすい環境が整ってきていること、また、日本は世界に比べて起業率は低いものの継続率は高く、しっかりと事業計画を立てれば起業は必ずしもリスキーなものではないことを、先生の起業体験を事例にお話ししていただきました。様々な失敗と迷走が続いても、経営の勉強をしながら事業をやり続けている竹林さんのエネルギッシュで明るいお人柄が、講義をより熱のこもったものにしていました。

続いて後半に登壇した高橋さんは、お子さんの発達障がいと向き合いながら奮起され、障がい者が福祉に頼らずに就労し自立できる支援をとダンウェイ株式会社を立ち上げた起業家です。障がいの程度に合わせた就業訓練を行ったり、就労したい障がい者の方の特性や長所を視覚的にアピールする資料を使って、企業と障がい者双方にウィンウィンのマッチングを行うなど、常に新しい仕組みを思いつき、それを実現する高橋さんのパワーに圧倒されました。
※ダンウェイ株式会社は「地域活動レポート」Vol.10で紹介しています。
 https://www.tsuna-good.city.kawasaki.jp/report/867 
 
第2回(9月2日)は、先輩起業家のNPO法人ACT-R代表の米田高志さんの講演と、中小企業診断士の景山洋介さんによる、ビジネスプランについての講義でした。

米田さんは、「既存の福祉サービスにはないプラスアルファの支援」を目指し、グループホームの立ち上げ、そこから発展して就労継続支援B型作業所と親子カフェを運営されています。ニーズはあるがまだ誰もやっていないことを事業にすれば、必ず顧客がつくし、競争相手もいない、また「収益が見込めそうだから」と事業を始めても、自分が納得して熱を持って経営できなければ、やがてそれがむなしくなってくることがある。「事業性と自分の情熱とのバランスが大事」といった、興味深いお話を伺えました。
 ※NPO法人ACT-Rは「地域活動レポート」Vol.5で紹介しています
  https://www.tsuna-good.city.kawasaki.jp/report/612 
 
この日の後半は「ビジネスプランを考えてみよう」という中小企業診断士の景山洋介さんによる講義でした。
事業計画書を作る前段階として、自分が興してみようと考える事業を、景山さんが用意した「ビジネスモデルキャンバス」と呼ばれる専用のシートを使って視覚的に整理をし、そのシートを使いながら3分間で自分のビジネスを説明してみる、という内容で、漠然と考えているアイディアを形に表し、人に説明をしてみることで、自分のプランにビジネスとして足りない点は何か、他に自分が持っている特性も起業資源となるのでは?など、多くの気づきがあったようです。受講生同士顔を見合わせての発表で会場はとても活気づきました。

第3回以降のご報告については次回のレポートで!
 
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