K-NIC Social Business School
地域や社会の課題に対して、自ら培ってきた知識、経験、ネットワーク等を活かし、ビジネスの手法を用い収益もあげながら解決を目指す、ソーシャルビジネスによる起業に関心がある方が近年増えています。そうした方を対象とした、川崎市ソーシャルビジネス連続講座「『K-NIC Social Business School(全6回)」を2021年11月から12月にかけて、Kawasaki-NEDO Innovation Centerにおいてオンライン開催しています。
このセミナーは、起業時にメリットが受けられる「特定創業支援」の認定を受けており、所定の要件を満たした方は法律に基づく支援を受けることができます。今回の受講生には、会社員をしながらも社会的な事業に関わるきっかけを模索されている方、個人事業主としてお仕事されている傍ら新規事業を立ち上げたいと検討されている方、持続可能な事業展開と組織運営の課題を抱えるNPOの方など、個性的で幅広い背景や思いをお持ちの方にお集まり頂いております。
このセミナーは、起業時にメリットが受けられる「特定創業支援」の認定を受けており、所定の要件を満たした方は法律に基づく支援を受けることができます。今回の受講生には、会社員をしながらも社会的な事業に関わるきっかけを模索されている方、個人事業主としてお仕事されている傍ら新規事業を立ち上げたいと検討されている方、持続可能な事業展開と組織運営の課題を抱えるNPOの方など、個性的で幅広い背景や思いをお持ちの方にお集まり頂いております。
第1回 11月17日 環境問題に挑むハチドリ電力、挑戦の軌跡
本イベントではソーシャルビジネスを如何にビジネスとして成立させ、成長させていくか。事例を用いながらお伝えしていきます。第1回目の今回は、ボーダレス・ジャパンに所属し現在はハチドリ電力代表の 小野悠希 氏 に語って頂きました。
簡単に概要を纏めましたので、気軽にご一読いただければ幸いです。
簡単に概要を纏めましたので、気軽にご一読いただければ幸いです。
起業家プロフィール
小野悠希氏/株式会社ボーダレス・ジャパン所属/ハチドリ電力代表
株式会社ボーダレス・ジャパン
https://www.borderless-japan.com/
小野悠希氏メンバーページ
https://www.borderless-japan.com/member/yuki-ono/
ハチドリ電力
https://hachidori-denryoku.jp/
株式会社ボーダレス・ジャパン
https://www.borderless-japan.com/
小野悠希氏メンバーページ
https://www.borderless-japan.com/member/yuki-ono/
ハチドリ電力
https://hachidori-denryoku.jp/
経歴
関西学院2年時の夏休みに“ソーシャルビジネス”を初めて知り、当時ボーダレスの内定者であった先輩に連れられBORDERLESS LINK等を見学。ソーシャルビジネスに関心を持ち、ボーダレス・ジャパンに入社。1年間BORDERLESS LINKに参画し、帰国。自分の活動の軸を模索している時に、環境問題の実情を知る。その中にある地球温暖化の問題を解決する上で、ボーダレスの田口氏に相談し「エネルギーでできることはあるよ」というヒントを得て、ハチドリ電力を立ち上げた。
目次
・ボーダレスグループが考えるソーシャルビジネスとは?
・ボーダレスグループの活動
・地球温暖化を止めるために…ハチドリ電力
・質疑応答
・ボーダレスグループの活動
・地球温暖化を止めるために…ハチドリ電力
・質疑応答
ボーダレスグループが考えるソーシャルビジネスとは?
皆さんは「東洋の奇跡」という言葉を聞いたことがありますか。
日本が戦後の焼け野原の状態から、たった数十年で目覚ましい経済発展を遂げた。このことを世界中から「東洋の奇跡」というふうに呼ばれています。この経済発展は世界から注目を浴び、日本は衣住食すべてが揃った豊かな世の中になりました。衣食住すべてが揃った時代になって、私たちは幸せになったのでしょうか?
世の中に目を向けてみると、経済発展とともに産業革命以降CO₂の排出量が40%も増えていて、地球温暖化がどんどん深刻になり、それにより異常気象がだんだん最近増加しています。その他にも無くならない紛争・所得格差等の問題があります。日本に目を向けてみると、15~39歳の死因の第1位が自殺であり、孤独死が3万人もいるというふうに言われています。
私達は幸せになったのでしょうか?という問いに対して衣食住が足りるようになって、不幸せになってはいないでしょうか?
私達の経済発展を支えてきた資本主義。しかし、効率を求めることによって取り残される人や地域というものが必ずあります。それらが社会問題となり、ずっと残っていっています。
今こそ非効率っていうものを含めた、新しい経済の形をリデザインすることが必要なんじゃないかと考え、そのこと自体を“ソーシャルビジネス”と私達は呼んでいます。
日本が戦後の焼け野原の状態から、たった数十年で目覚ましい経済発展を遂げた。このことを世界中から「東洋の奇跡」というふうに呼ばれています。この経済発展は世界から注目を浴び、日本は衣住食すべてが揃った豊かな世の中になりました。衣食住すべてが揃った時代になって、私たちは幸せになったのでしょうか?
世の中に目を向けてみると、経済発展とともに産業革命以降CO₂の排出量が40%も増えていて、地球温暖化がどんどん深刻になり、それにより異常気象がだんだん最近増加しています。その他にも無くならない紛争・所得格差等の問題があります。日本に目を向けてみると、15~39歳の死因の第1位が自殺であり、孤独死が3万人もいるというふうに言われています。
私達は幸せになったのでしょうか?という問いに対して衣食住が足りるようになって、不幸せになってはいないでしょうか?
私達の経済発展を支えてきた資本主義。しかし、効率を求めることによって取り残される人や地域というものが必ずあります。それらが社会問題となり、ずっと残っていっています。
今こそ非効率っていうものを含めた、新しい経済の形をリデザインすることが必要なんじゃないかと考え、そのこと自体を“ソーシャルビジネス”と私達は呼んでいます。
ボーダレスグループの活動
ボーダレスグループは一言で言うと、“ソーシャルビジネス”しかやらない会社になります。
普通のビジネスはマーケットのニーズを満たすことにより儲けを生みますが、社会問題はマーケットから放置されたからこそできてくるものなので、儲からない。そのため誰もやらないという負の構図が出来上がってしまっています。
私達ボーダレスグループは、社会問題を解決するために起業する人たちのことを社会起業家というふうに呼んでいます。社会起業家の数=解決される社会問題の数というふうに捉え、運用するプラットフォーム内でノウハウや資金、人材等を提供し共有することにより社会起業家が増えていく仕組みというものを作っています。
ソーシャルビジネスは儲からないというイメージが強く、利益は出ているのか?売り上げは立っているのか?と聞かれることがあります。2019年の売上は54億円という形で右肩上がりに伸びており、1年間で約16社が新しく誕生しています。(図1)
社会企業家の数=解決される社会問題数という内容お伝えしていましたが、ソーシャルビジネスを広めるためにはモデルケースが必要となります。多くの成功事例を得るためにボーダレスが目指していることは、年間100社生まれる仕組みを作っていくということです。そして、ハチドリ電力はこの世界観の中で生まれた会社の1つになります。
普通のビジネスはマーケットのニーズを満たすことにより儲けを生みますが、社会問題はマーケットから放置されたからこそできてくるものなので、儲からない。そのため誰もやらないという負の構図が出来上がってしまっています。
私達ボーダレスグループは、社会問題を解決するために起業する人たちのことを社会起業家というふうに呼んでいます。社会起業家の数=解決される社会問題の数というふうに捉え、運用するプラットフォーム内でノウハウや資金、人材等を提供し共有することにより社会起業家が増えていく仕組みというものを作っています。
ソーシャルビジネスは儲からないというイメージが強く、利益は出ているのか?売り上げは立っているのか?と聞かれることがあります。2019年の売上は54億円という形で右肩上がりに伸びており、1年間で約16社が新しく誕生しています。(図1)
社会企業家の数=解決される社会問題数という内容お伝えしていましたが、ソーシャルビジネスを広めるためにはモデルケースが必要となります。多くの成功事例を得るためにボーダレスが目指していることは、年間100社生まれる仕組みを作っていくということです。そして、ハチドリ電力はこの世界観の中で生まれた会社の1つになります。
地球温暖化を止めるために…ハチドリ電力
ハチドリ電力は地球温暖化というものを止める為に生まれた電力サービスです。
ハチドリ電力の特徴は大きく三つあります。(図2)
特徴の一つ目は、“私達がお届けしている電気は全てCO₂を出さない自然エネルギー100%のみである”ということです。
最近だと自然エネルギーを普及させていこうというところに注力されている電力会社さんも少しずつ増えてきていますが、日本の中で自然エネルギー100%のプランをしているところは実は意外と少ないのです。そして、自然エネルギー100%保たれているところでも、100%だと値段が高くなってしまうため、50%だったり30%だったり、いろんなプランを併用して持たれているところがほとんどです。しかし、私達は地球温暖化を止めたいというところから生まれた電力事業なので、地球温暖化へのインパクトを考えたときに、自然エネルギー100%であるべきだと考えるのでこのプランだけをご用意しています。
そのため、ハチドリ電力2020年度の電源構成実績は、太陽光発電が6割で風力発電が3割、小水力発電が1割という形になっています。
特徴の二つ目は、“電気代の1%が自然エネルギーの発電所を増やすために使用される”ということです。
これは電気代の1%いただいてそれを原資に積み立てをし、発電所を増設していくという仕組みです。第1弾は2021年の6月末に、千葉県の匝瑳市で農地とソーラーパネルを利用したソーラーシェアリングという形で、発電所を設立しています。(図3)
私達が一番大切にしていることは、環境負荷のできるだけ小さな発電所を増やしていくということです。例えば山肌を削って建てられるようなメガソーラーパネルや大規模な発電所というのは、環境のために立てているのに環境破壊に繋がってしまうという矛盾があります。なので、農地の上に立てるソーラーシェアリングや屋根に取り付ける太陽パネルであったり…今ある場所を活用した発電方法を今後も続けていきたいなと思っています。
特徴の三つ目は、“電気代の別の1%で自分が応援したい社会活動を応援できる仕組みを作っている”ということです。
今ハチドリ電力と提携をしているNPOの方々や社会活動家というのは約60団体おり、左側にある11カテゴリーにわかれています。電気を契約していただいた後に自分が応援したい団体を一つ、ないしは複数選択していただくと、電気代の1%がずっと継続的に寄付されていく仕組みを作っています。これで環境問題に対して電気を切り替えることで一緒に解決の一端を担っていただくだけじゃなく、自分が興味関心のある分野で社会問題の解決の一端を担っていただけるような仕組みを電力というインフラで作っています。
電気料金というものは大きく分けると二つの要素で構成されています。基本料金と呼ばれるものと、電力量料金と呼ばれるものです。基本料金に関しては、個人会社の標準的なプランと同額。電力料金は単価を少しずつ下げるように設定しています。(図4)
このパーセンテージを見ていただいたらわかる通り、本当に少しずつ気持ち程度にしか安くはなりません。ただ、自然エネルギー100%なのに大手電力会社の標準的なプランより必ず高くならないっていう安心感のもと、切り替えていただけるように工夫をしています。
その他に工夫していることとして、電気のご利用明細書があります。
実は電気を切り替えても、その使用感は全く変わりません。なので、自然エネルギーに切り替えたというのを実感しにくいのです。なので、自然エネルギーに切り替えたことを実感していただくために、毎月必ず見るこの料金明細の中に電気を切り替えたことによる環境へのメリットを数値化しています。
ハチドリ電力の特徴は大きく三つあります。(図2)
特徴の一つ目は、“私達がお届けしている電気は全てCO₂を出さない自然エネルギー100%のみである”ということです。
最近だと自然エネルギーを普及させていこうというところに注力されている電力会社さんも少しずつ増えてきていますが、日本の中で自然エネルギー100%のプランをしているところは実は意外と少ないのです。そして、自然エネルギー100%保たれているところでも、100%だと値段が高くなってしまうため、50%だったり30%だったり、いろんなプランを併用して持たれているところがほとんどです。しかし、私達は地球温暖化を止めたいというところから生まれた電力事業なので、地球温暖化へのインパクトを考えたときに、自然エネルギー100%であるべきだと考えるのでこのプランだけをご用意しています。
そのため、ハチドリ電力2020年度の電源構成実績は、太陽光発電が6割で風力発電が3割、小水力発電が1割という形になっています。
特徴の二つ目は、“電気代の1%が自然エネルギーの発電所を増やすために使用される”ということです。
これは電気代の1%いただいてそれを原資に積み立てをし、発電所を増設していくという仕組みです。第1弾は2021年の6月末に、千葉県の匝瑳市で農地とソーラーパネルを利用したソーラーシェアリングという形で、発電所を設立しています。(図3)
私達が一番大切にしていることは、環境負荷のできるだけ小さな発電所を増やしていくということです。例えば山肌を削って建てられるようなメガソーラーパネルや大規模な発電所というのは、環境のために立てているのに環境破壊に繋がってしまうという矛盾があります。なので、農地の上に立てるソーラーシェアリングや屋根に取り付ける太陽パネルであったり…今ある場所を活用した発電方法を今後も続けていきたいなと思っています。
特徴の三つ目は、“電気代の別の1%で自分が応援したい社会活動を応援できる仕組みを作っている”ということです。
今ハチドリ電力と提携をしているNPOの方々や社会活動家というのは約60団体おり、左側にある11カテゴリーにわかれています。電気を契約していただいた後に自分が応援したい団体を一つ、ないしは複数選択していただくと、電気代の1%がずっと継続的に寄付されていく仕組みを作っています。これで環境問題に対して電気を切り替えることで一緒に解決の一端を担っていただくだけじゃなく、自分が興味関心のある分野で社会問題の解決の一端を担っていただけるような仕組みを電力というインフラで作っています。
電気料金というものは大きく分けると二つの要素で構成されています。基本料金と呼ばれるものと、電力量料金と呼ばれるものです。基本料金に関しては、個人会社の標準的なプランと同額。電力料金は単価を少しずつ下げるように設定しています。(図4)
このパーセンテージを見ていただいたらわかる通り、本当に少しずつ気持ち程度にしか安くはなりません。ただ、自然エネルギー100%なのに大手電力会社の標準的なプランより必ず高くならないっていう安心感のもと、切り替えていただけるように工夫をしています。
その他に工夫していることとして、電気のご利用明細書があります。
実は電気を切り替えても、その使用感は全く変わりません。なので、自然エネルギーに切り替えたというのを実感しにくいのです。なので、自然エネルギーに切り替えたことを実感していただくために、毎月必ず見るこの料金明細の中に電気を切り替えたことによる環境へのメリットを数値化しています。
最後にハチドリのひとしずくという物語を紹介します。これは南アメリカに伝わる短い物語ですが、私達が込めているメッセージが全て詰まっています。
ハチドリのひとしずく
南アメリカの先住民に伝わるお話です。
森が燃えていました。
森の生き物たちは我先にと逃げていきました。
でも、クリキンディという名のハチドリだけは行ったり来たり。
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て、「そんなことをして一体何になるんだ」と言って笑います。
クリキンディはこう答えました。
「私は私にできることをしているだけ。」
あなたのひとしずくで社会が動く。
みんなのひとしずくで世界が変わる。
今私達にできることを
地球規模の社会問題なので、「一人一人が電気を変えたところで本当に地球温暖化が止まるのか?」っていう声を多くいただきます。ただ、このハチドリのクリキンディのように、まず私達一人一人が目の前にあるできることをやっていく。私達1人1人の力って本当に小さい力かもしれませんが、でも無力じゃないと思っています。この小さな力が集まれば必ず世界が変わっていくというふうに信じています。この物語と共に皆さんの“ハチドリのひとしずく”というのを一緒に集めていく仲間になってくださいという展開をしています。
ハーバード大学によると、全体の3.5%が参加した社会運動は必ず成功するという研究結果があります。そのため私達は2030年という環境問題のマイルストーンを一つの目処にして、2030年の時点で日本全体の3.5%(人間でいうと198万世帯・会社でいうと12.8万社)が自然エネルギー100%を使っている未来を作っていきたいなというふうに思っています。
今の私達からするとまだまだ遠い目標設定ではありますが、地球温暖化というところを解決するっていうのを考えた上で逆算してこのゴールを置いているのがハチドリ電力になります。
ハチドリのひとしずく
南アメリカの先住民に伝わるお話です。
森が燃えていました。
森の生き物たちは我先にと逃げていきました。
でも、クリキンディという名のハチドリだけは行ったり来たり。
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て、「そんなことをして一体何になるんだ」と言って笑います。
クリキンディはこう答えました。
「私は私にできることをしているだけ。」
あなたのひとしずくで社会が動く。
みんなのひとしずくで世界が変わる。
今私達にできることを
地球規模の社会問題なので、「一人一人が電気を変えたところで本当に地球温暖化が止まるのか?」っていう声を多くいただきます。ただ、このハチドリのクリキンディのように、まず私達一人一人が目の前にあるできることをやっていく。私達1人1人の力って本当に小さい力かもしれませんが、でも無力じゃないと思っています。この小さな力が集まれば必ず世界が変わっていくというふうに信じています。この物語と共に皆さんの“ハチドリのひとしずく”というのを一緒に集めていく仲間になってくださいという展開をしています。
ハーバード大学によると、全体の3.5%が参加した社会運動は必ず成功するという研究結果があります。そのため私達は2030年という環境問題のマイルストーンを一つの目処にして、2030年の時点で日本全体の3.5%(人間でいうと198万世帯・会社でいうと12.8万社)が自然エネルギー100%を使っている未来を作っていきたいなというふうに思っています。
今の私達からするとまだまだ遠い目標設定ではありますが、地球温暖化というところを解決するっていうのを考えた上で逆算してこのゴールを置いているのがハチドリ電力になります。
質疑応答
Q1:社会変革を成功させるためには、全体の3.5%(日本の場合198世帯)が参加すればよい、というお話がありましたが、キャズム(超えるべき障害)は何であると予想していますか?
A2: ここから先ハチドリ電力がこの数字を目標値に置くにあたって一番大きな壁は、環境問題に対してある程度関心がない方やまだ知らない・よく知らないっていう方々をどう巻き込んでこの数字を達成できるかっていう所になるなと思っています。
その方法について、模索している途中です。
Q2.消費する電力が大きい家電等に投資をして消費電力が少なくなる方向に持っていくという事は考えられていますか?
A2.省エネというところは啓蒙活動として取り組んでいきたいと考えていますが、現時点ではその分野への投資は考えていません。現在、皆さんが使われている電気を再生可能エネルギーに変えていくことが、一番環境にとってインパクトが大きいと考えております。現在はこの分野でやっていこうと考えています。
Q3.競合との差別化として何をしていますか?
A3.自然エネルギー100%を販売しているところは同じ志を持った仲間だと思っており、競合は火力発電だと考えています。なので、差別化ポイントは“自然エネルギー100%”という所です。
以上、イベントレポートでした。この記事が皆様のお役に立つことができれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
A2: ここから先ハチドリ電力がこの数字を目標値に置くにあたって一番大きな壁は、環境問題に対してある程度関心がない方やまだ知らない・よく知らないっていう方々をどう巻き込んでこの数字を達成できるかっていう所になるなと思っています。
その方法について、模索している途中です。
Q2.消費する電力が大きい家電等に投資をして消費電力が少なくなる方向に持っていくという事は考えられていますか?
A2.省エネというところは啓蒙活動として取り組んでいきたいと考えていますが、現時点ではその分野への投資は考えていません。現在、皆さんが使われている電気を再生可能エネルギーに変えていくことが、一番環境にとってインパクトが大きいと考えております。現在はこの分野でやっていこうと考えています。
Q3.競合との差別化として何をしていますか?
A3.自然エネルギー100%を販売しているところは同じ志を持った仲間だと思っており、競合は火力発電だと考えています。なので、差別化ポイントは“自然エネルギー100%”という所です。
以上、イベントレポートでした。この記事が皆様のお役に立つことができれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!