「私×社会×事業」三方よしで始めるソーシャルビジネス講座
川崎市ソーシャルビジネス連続講座「『私×社会×事業』三方よしで始めるソーシャルビジネス講座(全8回)」を2020年10月から12月にかけて、Kawasaki-NEDO Innovation Centerにおいてオンライン開催しています。
第4回 11月10日 誰に届けたいのかを掘り下げる
第4回では、前回の宿題として出された「カスタマージャーニー(マップと4コマシート)」について、グループに分かれて共有を行いました。
グループワークの後の全体共有では、『カスタマージャーニーマップや4コマを書いてみたから気が付いたこと』、『自分の中に足りなかった視点の発見』、『網羅するために視点をひろげることからどう絞り込んでいくかの難しさ』、『心理状態をグラフに表現してみると分かりやすい』、『具体的な支援の場をイメージすると分かりやすい』、『課題にすら気が付いていないペルソナもいるのではないか』、『顕在のペルソナと潜在のペルソナのどちらを対象にするのか難しい』、などのコメントが参加メンバーより発表されました。
また、講師の寺田さんからは、サービスを「誰」に届けたいのかを考えることと、「誰」を掘り下げていく際には、虫の眼(とある個人に届けたいとき)、魚の眼(流れをつくるような人たちに届けたいとき)、鳥の眼(俯瞰して誰たちやコミュニティに届けたいとき)を意識して使い分けることが大事というコメントをいただきました。また、ペルソナを掘り下げていく際には、一人でも構わないのでインタビューを行ってみてほしいとのアドバイスがありました。なお、インタビューの際には、課題だけではなく、どんな生活や日常、家族構成、趣味や関心、日ごろどんな媒体に接しているのかを聞き、整理するとよいとの助言がありました。
グループワークの後の全体共有では、『カスタマージャーニーマップや4コマを書いてみたから気が付いたこと』、『自分の中に足りなかった視点の発見』、『網羅するために視点をひろげることからどう絞り込んでいくかの難しさ』、『心理状態をグラフに表現してみると分かりやすい』、『具体的な支援の場をイメージすると分かりやすい』、『課題にすら気が付いていないペルソナもいるのではないか』、『顕在のペルソナと潜在のペルソナのどちらを対象にするのか難しい』、などのコメントが参加メンバーより発表されました。
また、講師の寺田さんからは、サービスを「誰」に届けたいのかを考えることと、「誰」を掘り下げていく際には、虫の眼(とある個人に届けたいとき)、魚の眼(流れをつくるような人たちに届けたいとき)、鳥の眼(俯瞰して誰たちやコミュニティに届けたいとき)を意識して使い分けることが大事というコメントをいただきました。また、ペルソナを掘り下げていく際には、一人でも構わないのでインタビューを行ってみてほしいとのアドバイスがありました。なお、インタビューの際には、課題だけではなく、どんな生活や日常、家族構成、趣味や関心、日ごろどんな媒体に接しているのかを聞き、整理するとよいとの助言がありました。
ビジネスモデルを考えるためにお金の流れをシンプルにとらえる
次に、届けたい誰かに届け続けられるようにするために、お金の手立てが必要であるというお話しがありました。大別すると、
①自己資金
②融資
③出資
④資金調達(助成金・補助金、クラウドファンディング)
以上の選択肢があり、それぞれの選択肢におけるお金の流れを非常にシンプルにとらえた図解をもとに解説をいただきました。
特に、ソーシャルビジネスにおいては、届けたい誰かがサービスに対してお金を払える状態にないことや、一回のサービス利用だけで抱えている社会課題が解決されないことも多いため、通常のビジネスとは異なるお金の流れを考える必要があります。
そのため、上記①~④の選択肢の性格や特徴を理解した上で、実際にサービスを届けたい誰かをイメージしながら、お金の流れをシンプルにとらえることが、ビジネスモデルを構築する一歩になるとのアドバイスをいただきました。そして、ソーシャルビジネスと一口に言っても、お金の手立てのパターンがそれぞれ異なることを、先行するソーシャルビジネスの事例から紹介いただきました。
①自己資金
②融資
③出資
④資金調達(助成金・補助金、クラウドファンディング)
以上の選択肢があり、それぞれの選択肢におけるお金の流れを非常にシンプルにとらえた図解をもとに解説をいただきました。
特に、ソーシャルビジネスにおいては、届けたい誰かがサービスに対してお金を払える状態にないことや、一回のサービス利用だけで抱えている社会課題が解決されないことも多いため、通常のビジネスとは異なるお金の流れを考える必要があります。
そのため、上記①~④の選択肢の性格や特徴を理解した上で、実際にサービスを届けたい誰かをイメージしながら、お金の流れをシンプルにとらえることが、ビジネスモデルを構築する一歩になるとのアドバイスをいただきました。そして、ソーシャルビジネスと一口に言っても、お金の手立てのパターンがそれぞれ異なることを、先行するソーシャルビジネスの事例から紹介いただきました。
収益モデルを描いてみるワーク
続いて、ここまで掘り下げてきた届けたい誰かを想像しながら、お金の手立てを考えることについて、特に、誰から直接お金を取れるのか?取れない場合は他の誰からどのような形でお金を取るのか?をシンプルな図解で考えるワークを行いました。
ワークをしてみての感想を全体で共有しましたが、参加者の方からは、「初めはシンプルに考えてみたが、シンプルなだけでは成り立たないところも見えてきた。」「お金の流れを考えることで誰かの周りで関わる人たちやその構図も見えてきた」とのコメントをいただきました。
ワーク終了後に講師の寺田さんからは、『誰に届けたいかを何パターンか考えてみること、その際には「虫の眼」「鳥の眼」「魚の眼」を使い分け、届けたい誰かへのフォーカスを変えてみること、誰かが変わればカスタマージャーニーも変わり、ビジネスモデルも変わってくること、この変わることから見えてくることを大切にしてもらいたい』とのまとめとアドバイスをいただきました。
次回第5回は中間振り返り会となります。これまでの講座で取り組んできた「マイプロシートPJT編」「カスタマージャーニーマップ+インタビューシート」「顧客ストーリー(4コマ)」「ビジネスモデルシート」を整理し、参加者の方にご発表いただきます。
ワークをしてみての感想を全体で共有しましたが、参加者の方からは、「初めはシンプルに考えてみたが、シンプルなだけでは成り立たないところも見えてきた。」「お金の流れを考えることで誰かの周りで関わる人たちやその構図も見えてきた」とのコメントをいただきました。
ワーク終了後に講師の寺田さんからは、『誰に届けたいかを何パターンか考えてみること、その際には「虫の眼」「鳥の眼」「魚の眼」を使い分け、届けたい誰かへのフォーカスを変えてみること、誰かが変わればカスタマージャーニーも変わり、ビジネスモデルも変わってくること、この変わることから見えてくることを大切にしてもらいたい』とのまとめとアドバイスをいただきました。
次回第5回は中間振り返り会となります。これまでの講座で取り組んできた「マイプロシートPJT編」「カスタマージャーニーマップ+インタビューシート」「顧客ストーリー(4コマ)」「ビジネスモデルシート」を整理し、参加者の方にご発表いただきます。