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「私×社会×事業」三方よしで始めるソーシャルビジネス講座
川崎市ソーシャルビジネス連続講座「『私×社会×事業』三方よしで始めるソーシャルビジネス講座(全8回)」を2020年10月から12月にかけて、Kawasaki-NEDO Innovation Centerにおいてオンライン開催しています。

第2回 10月20日 「私ごと」としての社会課題を掘り下げる

第2回の講座では、前回自己紹介の際に立てた3つの問い(①講座に申し込んだ理由を一言で!、②どんな分野に関心がある?キーワードで!、③講座終了時の「私」へむけて一言!)の振り返りから入ることで、参加者一人ひとりの気になることや向き合いたい課題、動機や期待について思いを寄せることが「私ごと」とする一歩であることを確認しました。

その上で、前回の宿題として出された「マイプロシートME!編」の作成について、講師の寺田さん自らご自分のマイプロシートME!編の発表をされ、続けて3名の参加者より発表をいただきました。幼少期の自分、親や家族との葛藤、進学や就職の悩み、成功や挫折、今の自分とこれからの展望など、自身の過去・現在・未来と向き合うとともに参加者と共有することで、「私」にとっての「心のさざ波」の源泉をさぐり、社会課題を「私ごと」していく一歩を体感いただきました。

ソーシャルビジネスの定義と実践者

次に、「私ごと」を深めるために、世の中における定義についても解説されました。ソーシャルビジネスの概念は、1980年代にピーター・ドラッカー氏により「社会(social)」+「イノベーション(innovation)」(技術革新や新たな機軸)として打ち出されましたが、現在では、非常に幅広い概念や文脈でとらえられています。

その中でもキーとなる視点として、
①原体験(自分の原体験、人生観とのリンク)
②社会性(誰の、何を解決したいのか?本当に必要とされているか?)
③独自性(なぜ「私」が取り組むのか?「私」の強みはなにか?)
④経済性(収益源は確保できるか?人が集まる仕組みになっているか?)
⑤実現性(①~④も踏まえて実現可能なのか?)
⑥持続性(実現したものを続けられるのか?)
という6つのポイントがあります。

さらには、ターゲットとするマーケットが世間には市場として認識されていないことが多く、かつ様々な要因が絡み合う複雑な社会課題が多いため、共感者を増やすとともに協働する仲間を拡げていくことが必要となります。

そして、市場での競争優位性を優先する営利企業、寄付や共感をもとにボランタリーに取り組む非営利団体、社会インフラを担う公共団体のいずれかではなく、それぞれの要素も持ちつつ「社会課題の解決」を推し進める主体として社会起業家が存在します。このような社会起業家の先輩として様々な分野でソーシャルビジネスに取り組む方々を紹介しました。

「私ごと」としての社会課題~社会課題マップをつくろう

ソーシャルビジネスの定義の確認と先輩起業家の紹介のあと、「私ごと」の関心領域や気になるテーマを改めてシェアした結果、参加者のみなさんからは23個のテーマ・キーワードが出てきました。寺田さんからは、次回以降取り組む社会課題マップづくりに向けて、既存の社会課題マップの紹介が行われました。

社会課題マップをつくる意義についてですが、自身が知っていることや関心のある社会課題だけに目を向けてしまうと、どうしても視野が狭くなってしまい、課題の背景にある本当の要因や関係する事柄に気がつけない場合があります。

そのため、世の中で起きている事象や社会課題に広く目を向け、俯瞰することが重要です。さらには、マップに落として可視化することで、課題同士の関連性や広がりにも目を向けることができ、「私ごと」を深めることにもつながります。

寺田さんからは、マップづくりのコツとして、『一見関係のなさそうなテーマをあえて結び付けてみること』というワンポイントアドバイスがありました。

最後に、次回以降取り組む「私ごと」としての社会課題のマップづくりの一歩として、「マイプロシートPJT!編」の作成と見直しが第3回までの宿題として出されました。

この記事に関する問合せ先

団体名
川崎市経済労働局イノベーション推進室
電話番号
044-200-0168
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