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「私×社会×事業」三方よしで始めるソーシャルビジネス講座
地域や社会の課題に対して、自ら培ってきた知識、経験、ネットワーク等を活かし、ビジネスの手法を用い収益もあげながら解決を目指す、ソーシャルビジネスによる起業に関心がある方が近年増えています。そうした方を対象とした、川崎市ソーシャルビジネス連続講座「『私×社会×事業』三方よしで始めるソーシャルビジネス講座(全8回)」を2020年10月から12月にかけて、Kawasaki-NEDO Innovation Centerにおいてオンライン開催しています。
このセミナーは、起業時にメリットが受けられる「特定創業支援」の認定を受けており、所定の要件を満たした方は法律に基づく支援を受けることができます。今回の受講生には、会社員をしながらも社会的な事業に関わるきっかけを模索されている方、個人事業主としてお仕事されている傍ら新規事業を立ち上げたいと検討されている方、持続可能な事業展開と組織運営の課題を抱えるNPOの代表、元公務員起業家など、個性的で幅広い背景や思いをお持ちの方にお集まり頂いております。

第1回 10月13日 オリエンテーション、自己紹介

第1回の講座では、全8回にわたる講座のオリエンテーションと参加者の自己紹介を行いました。本講座では、セミナー形式で講師から参加者への一方通行による知識・スキル提供を行うだけではなく、双方向のやり取りや参加者同士のコミュニケーションを通じたコミュニティづくりにも重きを置いております。
そのため、自己紹介では、
① 講座に申し込んだ理由を一言で!
② どんな分野に関心がある?キーワードで!
③ 講座終了時の「私」へむけて一言!
以上3つのお題に基づいて、ご自身の参加動機、関心テーマ(取り組みたい課題)、講座を通じた自身の変化を言語化して共有してもらい、自身を振り返るとともに参加者同士を知ることで、心理的安全性を確保する一歩としました。

参加者からは、①について「アイデアはあるけど、どう形にしていくか悩んでいる」「講座を通じた参加者とのつながりに期待」「100年後の社会を変えるような事業をやりたい」「経営のヒント・ノウハウを知りたい」「事業継続の難しさに困っている」などの声が寄せられました。
②については、ソーシャルビジネス講座ということでやはり社会課題への関心が高く、「子育て」「医療・介護・福祉」「安心安全なまちづくり・コミュニティづくり」など、ご自身も当事者として悩みを抱えた経験に基づくテーマが多く出されました。また、「SDGsやサステナビリティ」「コロナ禍のコミュニケーション」など時流に即した関心領域も多く出されました。
③については、「そこから一歩を踏み出そう」「あとは自信を持ってやるだけ」「考え抜いたのだからアクションを起こしてね」など、考えて終わってしまうのではなく行動を起こそうとご自身を鼓舞するコメントが多くみられました。

「私ごと」としての社会課題~社会課題マップを作ろう

自己紹介のあと、本講座の統括講師であり第1~5回および第8回をご担当いただく寺田雅美さんより、
―「ビジネス」と「社会的事業」の違いは?
―普段、生活や仕事をしている際、「私」にとっての「心のさざ波」は何か?
―「私」にとって気になる/見過ごせない社会課題は何ですか?
という3つの問いを投げられると共に、今回のワークショップを通じて、様々な社会課題が世の中にはあり、さらにそれぞれが複雑に絡み合っていることが多い中で、なぜその社会課題を解決する事業に「私」が取り組みたいのか、そして取り組むことで未来の社会をどのように変えていきたいのかといった、起業する原点を強く意識することで社会課題を「私ごと」することの大切さについて、下記のようなお話がありました。

『ビジネスと社会的事業の違いはなにか?投下した資本に応じて収益をあげることに優先度を置くのがビジネス。一方で、社会的にポジティブなインパクト(変化)をもたらすことに重きを置くのが社会的事業という定義があります。しかし、もし、自分の思う定義と異なると感じるのであれば、ご自身が思うことが正解だと思っていただきたい。人生100年時代に入り、終身雇用の時代も終わり、働き方や生き方のパラダイム変化が起きている中、ビジネスとソーシャルビジネスを分けること自体に意味がなくなっているのかもしれません。なにが正解か、どのような価値観が自分にあうのかは、自分自身で考えていっていただきたいし、この講座がそのきっかけとなっていただきたい。』

『自分自身が、まちや家族や国の中で暮らしている、仕事をしている中で、心がざわつくことや「心のさざ波」はなんでしょうか?どうしても気になってしまうこと、なぜかいつも考えてしまう、新聞記事やテレビなどの中で目に留まってしまうことはなんですか?ということを、次回以降深掘りしていきます。』

『そして、自分にとって見過ごせない社会課題、今自分がフォーカスを当てている社会課題がそれぞれあると思いますが、「私」にとって気になる社会課題のスコープを少し変えてみる、より寄るのか、より引くのかをしてみる。見方変えることでキーワードや表現も変わってきて、事業のアイデアやビジネスモデルも変わってくるかもしれません。何度も何度もアイデアを変える、他の参加者のお話を聞く中でスイッチさせることで、異なるアイデアがつながり新たなものが見えてきます。「私ごと」としての社会課題のマップづくりを進めていきます。』
次回以降、「私ごと」としての社会課題のマップづくりにも取り組みますが、その一歩目として、「マイプロシートME!編、PJT!編」の作成が第2回までの宿題として出されました。

この記事に関する問合せ先

団体名
川崎市経済労働局イノベーション推進室
電話番号
044-200-0168
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