FUSOグリーンガーデンを平間のセントラルパークに!
「FUSOグリーンガーデンを平間のセントラルパークに!」をキャッチフレーズに、プロジェクトチーム2班は地域と企業と一緒に「まちのひろば」のモデル実践の取組を進めてきました。半年以上にわたって様々な調整を重ねていき、その集大成のイベントとして1月18日に「ひろばフェス in FUSOグリーンガーデン」を開催予定でしたが、悪天候のために中止となってしまいました。
残念ながら実践の場となるイベントは開催できませんでしたが、様々な方と一緒に取り組んできた過程や意識してきたことなどを中心に取組を紹介します。
残念ながら実践の場となるイベントは開催できませんでしたが、様々な方と一緒に取り組んできた過程や意識してきたことなどを中心に取組を紹介します。
なぜFUSOグリーンガーデン?
プロジェクトチーム2班では、メンバーのこれまでの業務経験やチャレンジしてみたいことを共有する中で、自然と「公園」や「緑地」の活用に焦点が当たりました。最近は公園に禁止の看板があふれ、緑地で遊ぶ場所も少なくなっていると言われる中で、あえて時代の流れに逆行して「公園」や「緑地」で多様な活用ができるモデル実践にチャレンジしてみようという話になったのです。その後、実践の場として、①出来る限り広く②まだあまり知られていない場所という視点で考えていたところ、ちょうど合致する場所がありました。それが、JR南武線鹿島田、平間駅の両駅から10分程度の場所に立地しているにもかかわらず、東京ドームの約3分の1の面積を持ち、平成30年1月にオープンしたばかりの緑地、「FUSOグリーンガーデン」でした。
まずは行ってみようということでFUSOグリーンガーデンに向かうと、午後の過ごしやすい時間にも関わらず、人影もなくひっそりとしていました。この瞬間、メンバーの中でここを地域の方々が集まれる平間のセントラルパークにしたいと想いが一つになりました。この日から、FUSOグリーンガーデンにおける様々な「使い方」を地域の方を中心に提案して、FUSOグリーンガーデンの「存在」と「使い方」、そして地域の「つながり」に気付いてもらうきっかけづくりに取り組んでいくことにしました。
まずは行ってみようということでFUSOグリーンガーデンに向かうと、午後の過ごしやすい時間にも関わらず、人影もなくひっそりとしていました。この瞬間、メンバーの中でここを地域の方々が集まれる平間のセントラルパークにしたいと想いが一つになりました。この日から、FUSOグリーンガーデンにおける様々な「使い方」を地域の方を中心に提案して、FUSOグリーンガーデンの「存在」と「使い方」、そして地域の「つながり」に気付いてもらうきっかけづくりに取り組んでいくことにしました。
まずは話を聞いてみよう!
FUSOグリーンガーデンは、市との貸付契約で三菱ふそうトラック・バス株式会社が管理運営し、災害時の一時避難場所としても利用できるように地域住民との意見交換を重ねて緑地として整備し、市民に開放していました。
そこで、三菱ふそうトラック・バス株式会社に少しでも地域の方へ多様な「使い方」を提案できるように、可能な範囲でルールを超えた「使い方」ができるか相談したところ、特例としての許可を社内で検討していただけることとなりました。また、併せてグリーンガーデンを整備する際に三菱ふそうトラック・バス株式会社等と意見交換を行った6町内会・自治会へ今回の取組についての説明を行い、取組の方向性に賛同いただきました。
その後、三菱ふそうトラック・バス株式会社から、できる限り協力したいと正式にお返事をいただき、いよいよ具体的に取組を進めていくことが決まりました。
そこで、三菱ふそうトラック・バス株式会社に少しでも地域の方へ多様な「使い方」を提案できるように、可能な範囲でルールを超えた「使い方」ができるか相談したところ、特例としての許可を社内で検討していただけることとなりました。また、併せてグリーンガーデンを整備する際に三菱ふそうトラック・バス株式会社等と意見交換を行った6町内会・自治会へ今回の取組についての説明を行い、取組の方向性に賛同いただきました。
その後、三菱ふそうトラック・バス株式会社から、できる限り協力したいと正式にお返事をいただき、いよいよ具体的に取組を進めていくことが決まりました。
次に小さくやってみよう!
具体的に取組を進めていく上では、まず自分たちがイメージを持たないことには地域の方々にも伝えることができません。そこで、まずは有志メンバーによる「青空ヨガ」を実施してみたところ、日頃味わうことがない心地よさと開放感を感じるとともに、更なる使い方の可能性を感じることができました。次に、自分たちだけでなく地域の方々と一緒に小さく何かやってみようということで、町内会の方々と一緒に「グランドゴルフ」を楽しんでみました。このようないくつかの小さな活用と並行して、じっくりと時間をかけて地域の方々を中心に説明を重ねていくことで、少しずつ地域の方々にも取組を知っていただき、次第に熱が高まってきました。このタイミングでFUSOグリーンガーデンを地域の方々で様々な活用ができるイベントを1月18日に開催することを決定しました。
地域の「やってみたい」を集めたイベントに向けて
イベントの開催に向けて、まずはイベントの趣旨にご賛同いただき、「使い方」を実践してみたいと思っていただいている方向けに説明会を開催し、様々な地域の「やってみたい」の声を集めました。そして、それらを三菱ふそうトラック・バス株式会社に提案したところ、そのほとんどの使い方に対して許可をいただくことができました。具体的には、屋台による飲食物の提供やハンドメイドワークショップの開催などです。
イベント内容が決まってからは、当日に向けての細かい調整が始まりました。特に1,000名を見込む大規模なイベントとなるため、実践者と参加者がともに安全に楽しめる運営を目指して、①レイアウトと動線②万が一の事故時等の対応③実践者への情報共有を意識して準備を進めました。また、1日限りのイベントとして終わらないように、イベント会場でA0版の大きな模造紙によるアンケートを実施し、地域の方々のFUSOグリーンガーデンに対する想いを確認していくとともに、イベント後には実践者と参加者、そして三菱ふそうトラック・バス株式会社を交えた座談会を開催して、今後の活用につなげていくきっかけづくりを行っていく方向で準備を進めていきました。その他にも、地域ラジオや地域情報誌など多様な媒体を活用した広報や飲食物提供及び火気使用に伴う届出もしっかり行い、事前の準備は整い、イベント当日を迎えることとなります。
イベント内容が決まってからは、当日に向けての細かい調整が始まりました。特に1,000名を見込む大規模なイベントとなるため、実践者と参加者がともに安全に楽しめる運営を目指して、①レイアウトと動線②万が一の事故時等の対応③実践者への情報共有を意識して準備を進めました。また、1日限りのイベントとして終わらないように、イベント会場でA0版の大きな模造紙によるアンケートを実施し、地域の方々のFUSOグリーンガーデンに対する想いを確認していくとともに、イベント後には実践者と参加者、そして三菱ふそうトラック・バス株式会社を交えた座談会を開催して、今後の活用につなげていくきっかけづくりを行っていく方向で準備を進めていきました。その他にも、地域ラジオや地域情報誌など多様な媒体を活用した広報や飲食物提供及び火気使用に伴う届出もしっかり行い、事前の準備は整い、イベント当日を迎えることとなります。
中止となっても前進を!
イベント当日の朝、前日の予報では止むはずの雨が降り続いており、残念ながら開催中止という判断をしました。当日中に、町内会へ個別に今回の取組の御礼と中止に至った経緯について説明したところ、「またいつでも声をかけて」という激励もいただき、町内会以外の実践者の方々からも「ぜひ次があるならやりたい」という声を多くいただきました。そのため、3月に再チャレンジをする方向で再び動き出したところで、新型コロナウイルス感染症という新たな問題が生じ、再チャレンジも中止となってしまいました。
突如発生した感染症により、本年度のプロジェクトチームによるイベント開催はできなくなってしまいました。しかし、今回の取り組みをきっかけに様々な「使い方」の可能性が見えてきた中で、今後地域の方々がルールを超えた「使い方」を行いたいと相談があった際の新たな基準について、三菱ふそうトラック・バス株式会社と一緒に検討しています。今後、FUSOグリーンガーデンが少しでも地域の「まちのひろば」として浸透していくように、引き続き地域の方々と三菱ふそうトラック・バス株式会社と一緒に取り組みを進めていきたいと思います!
突如発生した感染症により、本年度のプロジェクトチームによるイベント開催はできなくなってしまいました。しかし、今回の取り組みをきっかけに様々な「使い方」の可能性が見えてきた中で、今後地域の方々がルールを超えた「使い方」を行いたいと相談があった際の新たな基準について、三菱ふそうトラック・バス株式会社と一緒に検討しています。今後、FUSOグリーンガーデンが少しでも地域の「まちのひろば」として浸透していくように、引き続き地域の方々と三菱ふそうトラック・バス株式会社と一緒に取り組みを進めていきたいと思います!