地域×NEC×職員PJTが共創して公開空地の活用をモデル実践
11月22日、JR南武線向河原駅前のNEC玉川事業場内で「しもぬまべこどもナイト~つくって、おどって、たのしもう~」が開催されました。悪天候のため、会場はNEC玉川事業場の公開空地から社屋内に変更となりましたが、和紙灯りやキャンドルが飾られた幻想的な雰囲気の中で、地域の方々による和紙灯りづくりワークショップやハンモックヨガ体験をはじめとした、子どもたちの楽しめる内容が盛りだくさんのイベントになりました。あいにくの天気にも関わらず、地域にお住まいのたくさんの親子で賑わい、盛況のうちにイベントを終えることができました。
NEC玉川事業場の公開空地の可能性
「NEC玉川事業場の公開空地で何かできないかな」
まちのひろば創出職員プロジェクトチーム4班のメンバーは、当初から自身のこれまでの業務や地域活動の経験から、NEC玉川事業場の広大な公開空地に可能性を感じていました。NECに相談したところ、一緒に取組を進めていただけることとなり、その後、地域の方々にも賛同いただき、『NEC公開空地を活用した「武蔵小杉」と「向河原」のエリア間における交流の活性化』をコンセプトに地域×NEC×職員PJTで一緒に公開空地を活用する取組がスタートしました。
まちのひろば創出職員プロジェクトチーム4班のメンバーは、当初から自身のこれまでの業務や地域活動の経験から、NEC玉川事業場の広大な公開空地に可能性を感じていました。NECに相談したところ、一緒に取組を進めていただけることとなり、その後、地域の方々にも賛同いただき、『NEC公開空地を活用した「武蔵小杉」と「向河原」のエリア間における交流の活性化』をコンセプトに地域×NEC×職員PJTで一緒に公開空地を活用する取組がスタートしました。
子どもたちが笑顔で楽しめる場所をつくる!
当初は、11月中旬に「公開空地活用WEEK」として、日替わりで様々な活用を行いながら可能性を探っていく形で調整を進めていました。しかし、10月12日から13日にかけて上陸した令和元年東日本台風により、公開空地をはじめとした周辺地域において大規模な浸水被害が発生しました。このような状況の中で、メンバーは取組を中止にした方がいいと考え、地域の方々にご意見を伺ったところ、「浸水被害により地域として人や物などの協力をすることは難しいが、子どもたちが笑顔になれるイベントであれば開催してもよいのではないか」とご意見いただきました。このご意見を基に、NECとともに検討を重ね、コンセプトを「子どもたちが笑顔で楽しめる場の創出」に変更して、イベントを開催することとしました。
できることを積み上げていく
コンセプトを変更してから約3週間の間に企画内容を見直し、開催することとなりました。イベントの運営はNECと職員PJTを中心としつつも、地域で活動している方にも新たにお声し、公開空地の近くにお住まいで和紙灯りづくりをしている伊藤さん、向河原駅前の商店街でヨガ教室を開いている吉川さん、多摩川河川敷などでキャンドルナイトをしている平方さんと鈴木さんから一緒に子どもが楽しめる場をつくりたいと言うお話をいただきました。さらに、NECからはNECレッドロケッツのホームゲームにてダンス披露するNECダンサーズとNPO法人ダンスラボラトリーによるダンス体験を、職員PJTからは市民スポーツ室の協力も得てボッチャ体験を行うこととし、急ピッチでイベント内容やレイアウトなどを決定して、無事に開催日を迎えることができました。
雨にも負けない笑い声が響く
当日はあいにくの雨となってしまい、会場はNEC玉川事業場の公開空地から社屋内に変更となりましたが、多くの子どもたちが遊びにきてくれて、雨にも負けない笑い声が会場内に響き渡りました。NECからもボランティアスタッフ16名を含む25名、川崎市からも職員PJT以外の協力スタッフ9名を含む14名が参加し、そして地域からも35名の子供を含む52名の方に参加いただき、地域×NEC×職員PJTが一体となってイベントを楽しむことができました。
また、イベントの2日後に開催されたNECレッドロケッツのホームゲームともコラボレーションし、イベント参加者のダンス披露やワークショップで子供たちがつくった和紙灯りの展示なども行いました。
今回のイベントでは、天気に恵まれず残念ながら公開空地の活用はできませんでしたが、地域×NEC×職員PJTの三者の距離が近づくきっかけとなりました。今後、公開空地の持続的な活用につなげていくために、職員PJTの試みは続いていきます!
また、イベントの2日後に開催されたNECレッドロケッツのホームゲームともコラボレーションし、イベント参加者のダンス披露やワークショップで子供たちがつくった和紙灯りの展示なども行いました。
今回のイベントでは、天気に恵まれず残念ながら公開空地の活用はできませんでしたが、地域×NEC×職員PJTの三者の距離が近づくきっかけとなりました。今後、公開空地の持続的な活用につなげていくために、職員PJTの試みは続いていきます!