~ゼロから芝居を創ってみよう~
高津市民館大会議室(武蔵溝ノ口駅または溝の口駅から徒歩3分)で、7月13日、14日の2日間にわたって「第10回かわさき演劇講座~ゼロから芝居を創ってみよう」が開催され、8歳から80代まで計39人が参加して『創作』を楽しみました。
ゼロから芝居を創る!
昨今、世界で行われている作劇法のひとつに「デバイジング・シアター」と呼ばれるものがあります。台本も何もない、ゼロから演劇を創っていくというものです。
講師・大谷賢治郎氏は、サンフランシスコで演劇を学び、帰国後大野一雄氏のもとで舞踏を学び、芝居の創作をするように。2000年から両国のシアターXを中心に舞台創作活動を行い、最近は演出活動を中心に子どものための演劇教育に力を注いでいます。
1日目
まず数名ずつのグループに分かれ、グループごとに相談してキーワードを決めます。そのキーワードから連想する場面を静止ポーズで創って、舞台で発表しました。
次のステップでは、先ほどの場面を『現在』とし、その前後にシーンを加え、過去・現在・未来3つの場面を連続で発表しました。ストーリーが見えて、パラパラ漫画を見ている感じ!
その後はたびたびグループを組み替えながらレッスンが続きます。新しいグループになってもすぐに一体感が生まれ、他のグループの発表を見て学びながら、並び方や立ち位置の工夫など『創る』だけでなく『見せる』ことも意識するようになっていました。
2日目
午前のレッスンでは、引き続きデバイジング技法による創作。時間、動きを表すキーワードをもとに、時間の流れのある場面を創りました。
午後は、来年の「かわさき演劇まつり」で上演する予定の『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』の原作物語を劇化するというレッスンでした。グループごとに、原作の会話部分からセリフを抽出して読み合わせを行い、配役や演出係を決め、それぞれのグループが工夫を凝らして2つの場面を創りました。午後半日の短い時間でしたが、最後にはグループごとに面白みのある朗読劇が上演されました。お見事です!
講座の感想
1日目、2日目午前を使ってのデバイジング手法の実践では、グループのメンバーが変わってもすぐに新しいグループで一体感が生まれ、他のグループと切磋琢磨しながらどんどん内容を膨らませていっていました。
その後の朗読劇の創作は、それまでのレッスンをふまえた「自分たちで演劇をつくる」ことの総決算。最後の発表までを見て、一人一人が“演劇を創る人”になっていく様子が見えて感動しました。
「かわさき演劇まつり」について
1972年に始まった「かわさき演劇まつり」は、2001年から「演劇の上演」と「演劇講座」を隔年ごとに開催しています。
今回の講座に参加した方が「演劇は非日常的な体験ができてとても楽しいです。できる時になんでもやっておきたいので、演劇まつりにも出演したいと思っています」と語っていました。
「かわさき演劇まつり」、あなたも参加してみませんか?
主催:かわさき演劇まつり実行委員会、(公財)川崎市文化財団
問合せ:川崎市文化財団 電話044-272-7366
    川崎演劇協会  電話044-511-4951
  • 1日目午前 電車内を表現

  • 1日目午後 グループごとに相談

  • 1日目午後 日常の様子を表現する

  • 2日目午後 朗読劇の一場面

  • 講師 大谷賢治郎さん

この記事に関する問合せ先

団体名
川崎市文化財団
電話番号
044-272-7366
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