川崎の中心部に位置する元住吉の街では、音楽を通して地域コミュニケーションの活性化に役立ちたいと「音楽好きな友の会」が発足し、今年で5年目を迎えます。4月12日(金)に5周年を記念して「元住吉ミュージック・フェスティバル」(会場:川崎市国際交流センターホール、午後4時開演)を開催しました。
音楽好きならではの楽しいプログラム
出演したのは元住吉にゆかりのある10組29名。
「ジャンルを問わない音楽祭」として、ジャズやボサノバ、ポップスなど多彩なジャンルの歌唱や演奏で、午後4時から午後8時30分までの4時間30分をしっかり楽しませてくれました。
途中観客の多少の入れ替わりはあったものの、最後までほぼ満席(客席数:264)で、大盛況でした。
ピックアップ
トップバッターは元住吉にある建築設計事務所で働く女性9名のグループ「AKIS48」。「365日の紙飛行機」などなじみ深い曲を披露してくれました。
他にも元住吉の音楽教室講師陣の出演もあり、来場者には〇〇通りのあの会社だなと思い浮かぶ、地元の音楽祭ならではの楽しさが感じられました。

ピアノ演奏とコラボレーションでの朗読「野のピアノ」(作:竹下文子)は、事故で小指を失ったピアニストが野に現れた不思議なピアノのおかげで勇気と希望をとりもどすという短編。ショパンのノクターンの調べに乗せてしっとりと観客を魅了してくれました。

音楽好きの実行委員が集まって企画しているのですから、当然実行委員も出演しているのですが、今回のために結成したというバンドも多く、また複数のバンドに参加している人も見受けました。準備しているうちに「あの人と一緒に演奏してみたいな」「いつもと違うジャンルに挑戦してみたいよ」といった賑やかな企画段階があったのではと想像されました。

最後に登場した星乃けいと八百屋ジャズでは、中学生のトランぺッターが注目をあつめていました。小学校1年生のときから練習を始めたとのこと。ソロ演奏もとても力強く堂々とした演奏ぶりでした。曲目はTake the ’A’ Trainなど。
プログラム・出演者詳細
出演者は「プロ・アマを問わない」とのことでしたが、力量のある方が多く「無料で聞かせてもらうのが申し訳ない」という声も聞こえてきました。プログラムや出演者の詳細は、「音楽好きな友の会」ホームページをご覧ください。
来場者からのコメント
・木月に住んでいます。町内会の回覧チラシを見ておもしろそうだと思って来てみました。期待していたよりずっとよかったです。度々してほしいですね。
・商店街に貼ってあったチラシを見てきました。息子がピアノの勉強でドイツに留学中なのです。帰国したらぜひこの音楽祭に参加させてやりたいです。
・新横浜から来ました。学生時代からの友人が出演するので応援にきました。他の皆さんのも聞けて楽しかった。中学生のトランぺッターには驚かされました。
「音楽好きな友の会」代表 塚田親一さんに聞きました
「音楽好きな友の会」の演奏会は’’生の音を皆さんに聴いて貰いたい’’が基本方針です。気軽に生の演奏を聴いてもらって、地域を音楽でつないで、盛り上げていけたらいいなと思います。こんな立派なホールを予約しちゃって大丈夫かなと心配していたのですが、こんなに大勢の方が来てくださって、楽しかったと言ってくださって、とても嬉しかったです。ありがとうございます。いつか中原平和記念公園の野外音楽堂で開催したいです。音楽好きな友の会活動に今後とも皆様の応援と参加を宜しくお願いいたします。
取材後記
東横線元住吉駅から会場まではブレーメン通り商店街を通り抜け、15分ほどの道のりです。この商店街は、ちょっとレトロな雰囲気の通りで、そこかしこにブレーメンの音楽隊の像が見受けられ、楽しい雰囲気。歩いているうちにすっかりモトスミファンになってしまいました。また訪れてみたくなりました。
地元の音楽好き仲間によって誕生した「元住吉ミュージックフェスティバル」が、今後どのように育っていくのかとても楽しみです。
問合せ
「音楽好きな友の会」
ホームページ問合せフォームより
  • チラシ画像

  • 星乃けいと八百屋ジャズ

  • 建築設計事務所の仲間AKIS48

  • 朗読「野のピアノ」

  • 音楽好きな友の会 代表 塚田さん

この記事に関する問合せ先

団体名
音楽好きな友の会
活動エリア
中原区
活動分野
音楽
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