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株式会社NENGO



 最近何かと話題の多い川崎駅周辺。その中で注目を集めている建物が「unico」と「日進月歩」。今回はその建物に関わっている株式会社NENGOという会社をご紹介します。

株式会社NENGOのミッションは「100年後の街つくり」。社名の「NENGO」は100「年後」。そして100年後という数字で表す未来の街は「住みたい・遊びたい・働きたい」と人々が想う、その土地ならではの良さがある街。今の日本は利益優先で建物が建つことが多く、均一化した街が増えてきましたが、これからは、例えば京都らしさのような、その街の「らしさ」を引き出し、街の価値にしていくことが必要とされています。そしてその街の「らしさ」とはその土地の「気候・風土・歴史・文化」といった普遍的な価値をしっかりと読み込み、それらを建物や街に落としこんでいって「住みたい・遊びたい・働きたい」街にしていくこと、「その街らしさ」をデザインし具現化していくことをNENGOは目指しているのだと伺いました。
そしてそのミッションを遂行する上で土台となる企業理念は「私たちは企業活動を通じて世のため人のために貢献します」。もっと言うと「いつも目の前の人を幸せにしていきましょう」ということ。こうした理念、ミッションといった言葉は単なる飾りではなく、社員の皆さん一人ひとりが「それは本当に理念に沿っているのか」「このプロジェクトは本当にミッションにつながっているのか」と念頭に置きながら、日々の仕事に取り組んでいるそうです。

 株式会社NENGOは、現代表の父である先代が耐火被覆工事業を行う会社として設立をし、現代表が後に会社へ参画。学生時代環境経済の勉強をしていた現代表は「今後の日本の環境を守り、良くしていくための事業が必要になってくる」という観点から、断熱工事事業を開始されました。その後、新築至上主義の日本で建物を長く大切に使ってもらう仕掛けをつくることはできないかと考え、その家に住む家族が一緒に壁を塗り自分たちの住まいに手をかけることで愛着が生まれ、家を大切にしていってくれるのではないかという想いからPORTER‘S PAINTSという自然由来の塗料の輸入を開始し、日本総代理店として塗料販売事業を始めました。しかし、ビニールクロスが普及している日本の現状から、この状況を打破し業界を変えていくために建築工事業、そして不動産事業へ展開していきます。中古不動産の販売からリノベーション工事までワンストップで行う「おんぼろ不動産マーケット」事業を開始することで不動産と建築を別々の会社が扱うことで起こる負の面を解消し、大きな社会課題である空き家問題の解決につながる形態となっています。そして、オーナーが費用負担し、部屋を借りる人が自身の暮らしを反映させたリノベーションをすることができる「仕立てる賃貸」事業を開始。オーナーにとっては、リノベーションしたにも関わらず空室になる心配がなく安心して先行投資ができ、入居者にとっては、賃貸でも自分らしい暮らしができます。特に感度が高くクリエイティブな方から支持されたそうです。そうして新しい企画や事業を生み出し続けた結果、一棟まるごとのマンションリノベーションという大きな仕事や、unicoビルへとつながるのです。unicoではオーナーの想いを反映させた企画からリノベーション工事、テナント集め、そしてunico Bの3~4階にてグループ会社であるNENGO HOTELSがシェアハウス「川崎日進アパートメント“85”」の運営を行い、街を活性化させていく拠点の一つとなっています。そして日進町の簡易宿所が立ち並ぶ地域にて川崎市の紹介から簡易宿所を1棟購入し、川崎らしい猥雑さを魅力にしたお宿「日進月歩」が生まれました。「アートとクリエイティブの力で街を変えていく」というコンセプトのもとに簡易宿所をリノベーションし「川崎らしさ」を室内にアートで表現することで、訪れた人に「川崎らしさ」を伝えています。試行錯誤を繰り返しながら運営に取り組み、評判を呼んでいます。
こうした事業を通して様々な人が集まってくるような仕掛けを作り、まちづくりを行なっています。これからもNENGOは理念に基づき、ミッションの達成を目指して事業を進め、まちづくりに寄与していく会社とのことでした。
 

発信元情報

団体名
川崎市経済労働局イノベーション推進室
電話番号
044-200-0168
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