• 講師の為崎先生

  • ゲスト講師の斎藤さん

  • 質疑応答の様子

テーマ3
~事業の基盤確立と発展のためのネットワーク構築~

 

 テーマ3は「事業の基盤確立と発展のためのネットワーク構築」。地域の課題を解決するコミュニティビジネスでは、収益を上げることが厳しく、ヒト・モノ・カネ・情報などが限られた中で事業を運営している団体、個人がほとんどです。安定的に事業を継続するためには、行政や企業など多様な先との連携が鍵となってきます。
 今回は2回の講座を通して中小企業診断士の為崎緑先生に全体の講義をしていただき、民間の実践者の事例として株式会社イータウンの斎藤保さん、行政の視点からの協働について川崎市イノベーション推進室の加藤職員をゲスト講師とし、どのように連携をすれば、効果的に事業を進められるのかを学びました。

第1回 1月19日 「円滑な連携の鍵を先進事例者から学び、ネットワーク図を描く」
 今回のテーマの導入として、まず為崎先生よりコミュニティビジネスについての簡単な解説の後、受講生同士の自己紹介がありました。場がほぐれたところで、自分や自団体を中心に現在はどのようなところとつながりがあるか、今後どのようなところと連携を組んでいきたいか、というネットワーク図を書いてみるワークショップを行いました。自身の現状と今後自分が求める連携がどのようなものかをお互いに確認したところで、ゲスト講師の斎藤保さんへバトンタッチとなりました。
 斎藤保さんはコミュニティカフェ「港南台タウンカフェ」「新川崎タウンカフェ」の運営を通し、いかにして地域の人たち、地元商店会や行政とのつながりを深めていったか、数々の事業を事例として紹介して頂きました。
 ※新川崎タウンカフェについては「つなぐっどKAWASAKIまちレポ」で詳しくご紹介をしています。
https://www.tsuna-good.city.kawasaki.jp/report/2214

 そして質疑応答を兼ね、為崎先生と斎藤さんとのトークセッションの形で他の組織との協働についてアプローチの仕方などを掘り下げました。
大事なポイントとして挙げられたのは、NPOなど地域活動に携わる人は自分の熱い想いを一方的に語りだけれども協働への第一歩は相手を知ること。まずは一歩引いて相手の話を聞き、相手が何を求めているのかを引き出すことが重要、など経験豊かな実践者ならではの話がありました。

第2回 1月26日「行政等の公的機関との円滑な連携のポイントを考える」
 
 最初に前回の振り返りを兼ね、為崎緑先生からコミュニティビジネスと企業や行政との協働についての講義がありました。この記事の前段にも記したように、コミュニティビジネスを行う小さなNPOや個人は人や資金など圧倒的に事業を動かす資源が不足しています。行政側から見ても、地域や社会の課題が多様化高度化している中で、対応が困難な部分を地域住民やNPOと共に協働しながら解決に当たっていく必要があります。お互いに立場の違う者同士がスムーズに協働をするためには、個々の利害を持ち出すだけではなく、対話を重ね、課題を解決した先の姿が同じであるかどうか、認識しあって事業をスタートすること、お互いに対等な立場で臨むことが必要、といった話がありました
 
 為崎先生の講義内容を受けて、川崎市イノベーション推進室の加藤職員からコミュニティビジネス支援となる川崎市の施策について説明をし、その後、前回と同じように為埼先生とのトークセッションの形で質疑応答としました。受講生からの質問の中には、他の政令指定都市での行政とのやり取りで対応に苦慮している点など、込み入った質問もあり、川崎市の実情に照らし合わせながら、また行政に携わる人間としての視点で回答をしました。
 受講生のアンケートでも「行政との連携について具体的な内容を聴くことができ、リアルなお話でした」といった声もあり、今後の活動の参考にしていただければと思います。

発信元情報

団体名
川崎市経済労働局イノベーション推進室
電話番号
044-200-0168
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