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テーマ2~事業運営に不可欠な人材確保と組織運営~
今回はテーマ2「人・組織」。
テーマ1と同じく2回に渡り「事業運営に不可欠な人材確保」と題し、講師に株式会社パーソナルヴィジョン研究所代表取締役の田畑浩氏をお迎えしました。田畑先生は企業で人事関係の業務に長く携わり、コンサルタントとして独立してからは様々な企業で新人研修やキャリアコンサルを担当するなど抱負な実践経験をお持ちの方です。今回の受講生はNPOや任意団体で活動をしている方や居場所事業を始めようとしている方たちで「共に長く働いてもらえる人材をどう採用するか」「現在の職場内のコミュニケーションを良くしたい」といった課題を持ってこの講座を受講されたようです。
第1回 12月15日「人材確保の鉄則を知り、シナリオを作る」
「採用」とは大事な「入口」。円滑な事業運営のためには、その事業に対して予めどのような人材が何名位必要か検討しておくことも重要です。この見通しが甘いと、いざ事業を始めるという段階で必要な人材が不足してしまいます。忙しさにかまけて「誰でもいい」と適当に採用すると仕事はソコソコな人材が来るはめに。そうなると余計に丁寧に仕事を教えなければならくなり、またもや忙しさにかまけて自主性という名の放置、その結果すぐ辞められてしまうことになります。良い人材は向こうからやってこないのです。採用担当者は、自法人で活躍し成果を上げる人材の人物評価ができることが求められます。そのためには求める人材像を具体的にイメージした上で採用活動のシナリオ設計をしっかりとすることが必要です。
今回のテーマでも講師の田畑先生の実践体験談がふんだんに盛り込まれ、座学の内容が説得力をもって身に入ります。また、ところどころでワークシートを活用しながら、自団体の事業内容や、業務推進者に必要な能力、経験は何かまとめたり、求める人材像を具体的にイメージしてみたり、採用活動のシナリオを設計してみたりと数回のワークショップを行いました。座学とワークのバランスが良く、講座終了後の実際の採用活動にあたり役に立つことと思います。
第2回 12月22日「組織活性化のキーファクターを共有しリーダーの機能を考える」
前回は採用の応募者という「外」へ向けた採用活動についての講義でしたが、第2回目は採用後と組織運営という「内」に向けたアピールについての講義でした。
前回の講義の中で「忙しさにかまけて採用した人材を放置してしまいすぐ退職されてしまう」という話がありましたが、採用してからの接し方も大変重要です。新しい人材だけでなく共に働く人同士それぞれお互いのキャラクターを把握していれば指示出しなどの発信の仕方や言葉の受け止め方などに余裕が生まれお互いのストレスが軽減されます。そのために有効な手法の一つが適性検査。採用の時も前もって適性検査を受けてもらいその結果を踏まえて面接にあたると事前に引っかかった点を面接で明確にすることができます。受講生の皆さんにも2回目の講座前に適性検査を受けて頂いてその結果を分析しながらの講義となりました。

また、お互いの理解を深めるとともに、働く人たちが団体のミッションを共有することが非常に大切です。それが価値観のズレを整えることにつながり相互の理解が深まって、助けあう思考が生まれ、チーム目標の達成度や成果が向上、そして組織の関係性が良くなるといった良いサイクルを生むことになります。そしてリーダーとなる人物はそれらを踏まえた上で共に働く人たちとのコミュニケーションの取り方、相手の話の聞きかた、仕事の指示の出し方や質問スキルを磨いていくことが大切です。
今回の講座では、座学にとどまらずワークや適性検査などを通して学んだことで実践的な組織の運営の手法を知り、また自己分析を深める良い機会にもなりました。

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団体名
川崎市経済労働局イノベーション推進室
電話番号
044-200-0168
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