つなぐっど取材班の自然体験記!

先日、川崎市黒川青少年野外活動センターにて開催される「ネイチャーボランティア」に参加してきました。

ネイチャーボランティアとは、野外活動センターが建っている付近の森「どんぐり山」の手入れを行う活動です。月に1回開催しており、森に光を入れるための木の除伐・間伐(他の植物の生育を妨げてしまう木を除去したり、林が茂りすぎないよう木を一部除去したりすること)、森の階段・柵作り、木のネームプレートづくりなど、子どもたちが遊べる森、地域の人の憩いの森、明るく健康的な森作りを行うために、毎月計画的に作業を進めていきます。

今回のテーマは「竹林の整備、間引き」です。どんぐり山の下部には竹林が広がっていますが、そこでは竹と雑木の生やす場所を分けています。しかし、「雨後の筍」という言葉があるとおり、竹は放っておくとどんどん根を広げ、雑木のエリアまで進出してしまっているものもあるのです。
今回は、至る所に生えてしまった竹を間引きして、様々な植物が元気に育つよう、森の手入れを行います。

ちなみに、切っても切っても生えてくる竹ですが、何回かそのエリアの間引きを行っていると、竹も学習し、そこには生えてこなくなるんだとか。…本当ですか(笑)

準備体操を終えて、いざ森の中へ!
しばらく進んでいくと、今日の宿敵が姿を現しました。

「でかっ!」

その高さ10メートルほど。
これでも、去年の6月頃から生え始めたものだそうです。

また豆知識ですが、竹の年齢をパッと見分ける方法は、まず「節」を見ること!節の白いものが1年目、年数が経つと節が黒くなり、竹製品など、加工に適しているのは3年目くらいのもの。さらに年齢を重ねたものは、なんとなく年を取っていそうな見た目になるということですが、それは慣れてくると見分けが付くらしい。

まずは見本を見せてもらい、その後は2チームに分かれて、いよいよ作業スタート。
指導員の方も大勢いて、道具の使い方から教えてもらえるので、不安なことはありません。唯一あるとすれば、最近体を動かしていないこと!

目標の竹が生えている茂みの中へ。どっちの方向に倒すのかを決めたら、足場をしっかりと作って、ノコギリを入れていきます。刃はなるべく水平に、大きく動かすこと、などアドバイスあり。
そもそも切れるか心配していましたが、意外にも刃はスムーズに進みます。
チームの方にも協力してもらいながら、宿敵との戦いになんとか勝利!

ですが、実はここからがさらに大変で、切った竹を安全に倒して広場まで運び出し、たくさん生えている枝を切る作業が残っています。
中には雑木の幹や枝の間を縫うように生えている困ったやつがいて、そんな竹は運び出しも一苦労でした。それが一番きつかった…。

チームで5、6本切ったでしょうか。ここで午前中が終了。

お昼はカレーでした!我々が作業している間に、スタッフの方が作っていてくれたのです。大鍋で作られたカレーとご飯があっという間に空っぽ。みんなで作業して、みんなで食べるお昼は格別ですね!

その後、食事休憩を兼ねてミニ講座が開かれました。
今回は植物の「冬芽(とうが・ふゆめ)」を学びます。動物でいう冬眠と同じように、植物も越冬のために様々な工夫をしています。秋に葉を落とす「落葉樹」は、春に再び芽吹き、活動を再開するために「冬芽」が準備されるのです。
どんぐり山から、指導員の方が色々な植物の冬芽を摘んできてくれました。
冬芽が毛皮に覆われているもの、トゲのあるもの、ねばねばの樹脂でコーティングされているものなど。見て触って、面白い。
時に植物図鑑も参考にしながら、植物の名前当てクイズでも盛り上がりました。

ミニ講座が終わったら、午後の労働(?)です。
実は午前中だけで間引きはほぼ終わってしまったので、午後は薪割りをメインにやりました。
野外活動センターでは新しく薪ストーブを導入予定だそうで、稼働に備え、大量の薪が必要なのです。

午前中の疲労感はカレーで回復したので、ここも全力です!が、力で無理矢理やっても全く割れず。
力みすぎずに斧の重さを利用することだとか、斧を振り上げすぎないことだとか、やっぱりコツがあるんですね。
私の隣にいた人は、大きな幹をひょいひょいと割っていました。

一通り終えて、今日の活動は終了。朝10時から始まって、気が付けば冬の西日が眩しいぜと、あっという間に時間が過ぎていました。

最後に、なんとおやつタイム!壺焼きで作った焼き芋です!
これまた、甘くて美味しい。スタッフの方の自信作、十八番だそうで、ライバル店が銀座にあるとか。

久々にこんなに体を動かして、結構疲れましたが、自然の中でみんなと作業して、とにかく楽しかったです!
それから、川崎の中でこんなに自然豊かな場所があるんだと、驚きもありました。電車で1時間とかからないのに、川崎駅の方とは全く違う景色、雰囲気です。

気分転換・リフレッシュはもちろん、チームで作業することでの達成感も味わえる「ネイチャーボランティア」。次回はどんな内容でしょうか。今から楽しみです。
皆さんもぜひ一度、参加してみては?
ご案内
今回切った竹を使って、ジャングルジムを作る教室も開かれます。
「親子アウトドア教室」
2月24日(日)10時~15時
ジャングルジムづくり以外に、ブランコ、火遊び、工作など、思いっきり自然と触れ合えます!

他にも、野外活動センターでは様々な自然体験イベントが開かれています。
気になった方は要チェック!
  • 参加者たち

  • 整備の様子

  • 整備の様子2

  • ミニ講座 今回のテーマは「冬芽」

この記事に関する問合せ先

団体名
協働・連携推進課
電話番号
044-200-2167
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