• 講師の三谷誠一先生

  • 講師の高木悠先生

  • 事業計画案発表前の様子

  • 受講生による発表の様子

  • カフェマイムのカレー

『イベントレポート』では、主に川崎市内で行われるソーシャルビジネス関連の講座やイベントについて、その雰囲気を皆様にお届けしています!
 
今回は、9月2日から川崎市産業振興会館で開催した「地域や社会に貢献できるしごとのはじめ方」連続講座の第3回目から第5回(最終回)までの様子をお届けします。
 
【レポートその1】はこちら
https://www.tsuna-good.city.kawasaki.jp/report/963
 
第3回(9月16日)は、中小企業診断士の三谷誠一さんによる、「お金」と「広報」に関する講義でした。
前半は、頭の痛い「お金」について、専門用語の解説を交えて基礎を学びました。
事業運営で一番やってはいけないのは「どんぶり勘定」。あらかじめ固定費を考え、収益の予測を立てながら、出来れば自己資金を大目に運転資金は余裕を見て計画を立てていかねばなりません。(そして忘れがちなのが、自分の給料!)
また、助成金や補助金等を利用することも視野に入れるなど、事前計画を立てるうえでのワンポイントアドバイスがありました。受講生の方は、今の段階ではピンと来ていない様子でしたが、皆さん黙々とメモをとっていました。
後半は「広報」について。重要なのは、自分の事業のメイン顧客となるターゲットを決めること。そのうえで、大企業にはない、小さなビジネスならではの自分の強みを前面に、ターゲットのニッチな部分に刺さる広報プランを考えていく必要があります。
自分の考えを膨らませる楽しいワークを交えながらの講義で、受講生の皆さんも、顔を合わせながらお互いに発表し合い、前半とは打って変わって、会場は活気あふれる明るい雰囲気になりました。
 
第4回(9月23日)は、中小企業診断士の髙木悠さんによる、手続きや事業計画についての講義でした。連続講座も折り返し地点を過ぎ、いよいよ本格的に事業計画書の作成について学びます。
前半は「創業に必要な手続き」について学びました。個人事業主と株式会社、また最近よく耳にするようになった合同会社などの法人形態や特徴について教えていただきました。個人起業では、各種手続きが比較的容易な個人事業主からスタートして法人化していくと良いなど、参考になるお話もありました。
後半は「事業計画をつくろう」です。事業計画書がなぜ必要なのでしょうか。それは「自分の頭の中にある考えを可視化することで計画を見直せる」「金融機関への融資依頼や助成金・補助金の申請時に、口頭では伝わりにくいことを正確にわかりやすく伝えられる」など、第三者に正確に自分の事業を説明できるメリットがあるからです。
計画を立てる際には、自分の事業のメインの顧客像をイメージし、「その人の感じる不便や不満を自分の強みを活かして解決するために、どのような取り組みが必要なのか」を考えることが原則です。
 
第5回(9月30日)はいよいよ最終回ということで、受講生の皆さんに「事業計画」を発表していただきました。事務局で事業計画書のフォーマットを用意していたのですが、中にはパワーポイントで発表用スライドを作成した方や自作の資料を皆さんに配布された方などもいて、それぞれに工夫を凝らして発表に臨みました。
初回の講座では、「何もプランはありません」「まず勉強するつもりなので事業計画なんて・・・」とおっしゃっていた方も、講座を連続で受講するにつれ、「自分はこういうことをしてみたい」という意識が芽生え、起業の芽が少し顔を出したようです。
発表の後は、事務局で用意したメッセージカードに、受講生の皆さんが、それぞれの事業計画を聞いた感想などを記載して交換し、お互いの発表に対してフィードバックを行いました。
 
講座終了後は、産業振興会館2階にある「カフェマイム」さんで、講師の方も囲んでの懇親会も開催し、受講生同士の交流も深まりました。
全5回の講座を通して得た知識はもちろん、この受講生同士のつながりも、今後の糧になってくれればと願っています。
 
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